保育園に行きたくない!?もしかしたらこんなことが原因かも!

子どもを預けたいのに空きがなくて保育園に行けない方はたくさんおられます。そんな中、やっと入れたら本当に嬉しいですね。でも、入園してしばらくすると突然「行きたくない…」と言い出すこともあります。理由を聞いて話してくれるならいいですが、行きたくないの一点張りで理由がわからないことも意外と多かったりします。今回はそんなとき、何が原因なのか?考えられることをいくつか紹介していきます。

『ママと離れたくない』

それまで1日中一緒だった、大好きなママと離れるのがイヤ!単純ですが、一番多い理由です。親の手が掛からなくなるまでは、本音を言えば子どもはずっとママと居たいのです。これは完全に保育園に慣れて口に出さなくなってからも同じです。

でも、家庭の事情や仕事を持っていて預けていますから、簡単に休ませたり家でずっと見ることはできません。何より、困らせればママと一緒にいられると思わせてしまうとずっと行きたくない!となってしまいます。保育園に行けば日中楽しく遊び、迎えの時も機嫌がよく、友達とも問題がなく、朝だけグズグズ…という状態なら「ママ行かないで!一緒にいて!」が本音です。

ですが、かわいそうだからといって行きたくないと言ったときに簡単に休ませてはいけません。これから小学校、中学校と進学していくことを考えれば、「自分の意思に関係なく行かなければならないことがある」と理解させるいい機会です。子どもの為に心を鬼にして、保育園に朝預けたら笑顔で、そして光の速さで立ち去りましょう。いつまでも見届けると子どもも余計に未練が残ります。あとはプロである保育士さんにすべてお任せしてしまいましょう。

『ママが不安そう』

保育園に預ける時、ママが不安そうだったり沈んだ表情をしていたら子どもは間違いなく不安な気持ちになります。たとえばママが苦手な食べ物は子どもも好きにならないのと同じで、子どもはものすごく親を見ています。そこから危険かどうか、安全かどうかを察しているからです。保育園に預けて子どもは慣れてくれたかな?お友達と遊べているかな?など、自分の目で見れない生活は確かに気になります。だからといって必要以上に不安にかられることはありません。顔では笑顔を作っても、心配事があれば子供は察知しています。

なので預ける時に「ママが不安な顔をして毎朝預けに来ているここは大丈夫なの!?」と子どもは子どもで不安になってしまうのです。保育園は楽しいところ、安全に1日過ごせるように配慮されたところです。心からの笑顔で送ってあげてくださいね。それ以外での心配事がある場合、相談できる人や相談できる専門家を訪ねて、心の重荷を取り除くようにしてみてください。

『お友達とうまく遊べない』

0歳からずっと保育園に通っていれば、当時からのお友達とは兄弟のように成長していきますからその心配はあまりないですが、途中入園であれば仲のいいお友達と遊べるようになるまで少し時間が掛かります。お子さんの性格にもよりますが、おとなしめの性格なら自分からグイグイいくのは難しいかもしれません。ですが、これも成長段階での試練のひとつ。小学校に上がってもこの問題はいずれぶつかります。

うまく遊べていないとわかっても、まずは見守って下さい。自分から遊ぼうっていってごらん、と教えてあげてもいいでしょう。それでもあまり改善が見られないようなら担任の先生に相談してみてくださいね。

保育園は社会生活の第1歩です。親として不安になることはいくつも出てきますが、子ども自身で解決できるよう見守るもの親の役目です。乗り越えて笑顔で登園できるようになるといいですね!