お願いだからいう事聞いて!すんなり聞き入れてくれる方法

何もできなかった赤ちゃんの時代が終わり、自我が芽生えてくる幼児期になると1人で出来る事が増えてきます。

成長は嬉しい反面、寂しさも感じる事もあるかと思います…が!そんな事を感じるのはほんのわずかな間だけ。子どもは自分の思いを伝えたい気持ちが強くなり、いう事を聞いてくれなくなってきます。

そんなときは、頭でわかってはいてもついつい感情が高ぶって大声で注意したり、イライラしてしまいますよね。そしてあとになって「あんなに怒らなくても良かったかな…」と後悔してしまうことだってあるはずです。かといって何も注意せずほったらかしになんて出来ません。今回は自我の強くなったお子さんに効果的な思いの伝え方をご紹介していきたいと思います!

『怒るのは逆効果!まずは冷静になってみて』

「家に帰ったら手を洗いなさい!」「早く寝なさい!」「食べたら歯を磨きなさいっていつも言ってるでしょう!?」など、世のお母さん達が一度は言ったことのあるセリフを毎日毎日、何度言ったらわかるの!?って思いますよね。子どもの為を想って言っているのにその通りにしてくれないとイライラしてしまいます。

育児書に書いてあるニコニコ優しいママになるためのセオリーは、この時期を迎えたお子さんにはほぼ通用しないのではないでしょうか。ですが感情をぶつけるのみでは本当の思いが伝わりにくく、根本的な解決には至らない事がほとんどです。ではどうしたらいいのでしょうか?

『「あなたが大事だから」という気持ちを伝えると効果あり! 』

何でいう事を聞いてくれないの!?と子供に言ったところで、答えることはできません。黙ってしまうか、自己主張がより激しくなってしまいます。でもここで声を荒げるのをぐっと我慢してください。怒りの感情が起こったら、まず冷静になりましょう。「○○しなさい」や「○○しないとダメ」といった言葉はあくまでママの主観であり、お子さん主体ではありませんから『またママ怒ってる、コワイな、イヤだなあ』と思われて「なぜこうして欲しいのか」までは伝わりません。ですから最初にお子さんの気持ちを汲んであげて下さい。

たとえば夜寝る前にまだ遊びたい!とぐずって中々動かなかった場合は「遊ぶのは楽しいよね、ずっと遊んでいたいのもわかるよ」と共感してみましょう。ここでのポイントはお子さんがこちらの話を自然に受け入れて「うん」と返事をしてくれるように話すことです。(話を聞きなさい!って怒る気持ちは抑えてくださいね!)そして気持ちがこちらへ向いたら「でも、もう寝る時間だから寝ようね。○○が一緒に寝てくれないとママはさびしいなぁ」と話してみてください。

もちろん状況に応じて言い方は様々ありますが、とにかく「ママはあなたが大切で、成長していく中で必要なことを覚えてほしいから言っている」とわかるように言ってあげてください。1回で聞き入れてくれない場合もありますが、根気よく伝えてみてください。自分は愛されている、大切にされている、という事をお子さんがいつも感じることが出来れば、お互いに気持ちのやりとりがスムーズにいきますよ!