挨拶を習慣づけたいなら普段の生活がカギ!

あなたのお子さんは挨拶が出来ますか?挨拶は人と人をつなぐ一番身近なコミュニケーション手段ですから、早いうちから教えるのが理想的です。

挨拶なんて教えなくても出来ると侮ってはいけません。生活の一部として自然にできるようにするには、習慣化していなければできないものです。では普段の生活でどのように教えたらよいのでしょうか?押さえておきたいポイントを今回はご紹介します。

『親が挨拶をしている』

朝起きたとき、仕事にいくとき、ご近所さんに会った時、あなたはしっかり挨拶できているでしょうか。

特に家庭内での挨拶は忙しさにかまけて飛ばしてしまったり、挨拶が気恥ずかしかったり面倒でしなかったりすることがあります。そんなとき、子どもは親がしているかどうかをよく見ています。しっかり出来ていないのに子供には挨拶しなさいと言っても「ママしてないのにしなきゃいけないの?」なんて言われてしまうかもしれません。

子は親の鏡と言いますが、親の姿を真似て子どもは成長します。というより、親がすべてなのです。お手本になれるように意識して挨拶をするようにしましょう。

また、挨拶を親がしっかり出来ていても子どもがなかなか言えないこともあります。こんなとき「どうしてできないの!」と叱らないように気を付けてください。

人見知りの子やおとなしい性格の子は、挨拶したい気持ちはあっても恥ずかしがって言い出せないことがあります。また、反抗期の子だったらわざと言わないこともあります。

前者の場合はきつく注意されると苦手意識を持ってしまい、ますます言い出せなくなってしまうかもしれません。この場合は、挨拶されたら相手は嬉しくなること、相手は信頼に値する人だという事を教えてあげて下さい。

反抗期で言わなかったりふざけたりしたら、その時は挨拶が出来ないとなぜだめなのか注意しましょう。挨拶は相手と心を通わせるためのことばです。子どもだからうまく出来ないのは仕方ないと思わず、小さいときからの反復が習慣となるのでしっかりと教えていかなくてはなりません。

『ごっこ遊びの中に取り入れる』 

子どもが学んで吸収するには遊びの中に取り入れるのが一番です。挨拶はどの遊びでも取り入れることができるので覚えやすいといえます。たとえば人形遊びやままごとは自然に挨拶の言葉が出きますから積極的に言ってみるといいですね。

男の子の遊びでもミニカーや電車などを擬人化して話をしながら走らせてみると楽しく覚えていけます。遊びの最中も、どんな小さなことでもいいので挨拶をしてどんなときにどの言葉を言うのか覚えさせることが出来れば実践するときもスムーズです。

挨拶が出来なくて困るときは必ずきます。大人になって社会人として働くときに挨拶がきちんと出来なかったら確実に行き詰ります。

気持ちの良い挨拶は多くの人に安心感を与えて、周囲の信用を得ることもできますし、まだ小さい今でも、お友達の家に遊びに行ったときや親戚の家に行ったときにきちんと挨拶が出来れば印象はさらによくなって本人も自信を持つことができます。しっかりと基礎を固めて一人のときでも挨拶ができるようにサポートしていけるといいですね!