きっとできます!イライラしない叱り方

別記事「お願いだからいう事聞いて!すんなり聞き入れてくれる方法」でも少し書かせて頂きましたが、叱るときってどうしても先にイラっとしてしまいませんか?

最初は「落ち着いて注意しよう」と決めていても、最終的には大きな声で叱ってしまって疲れるし、子どものしょんぼりした顔を見ると心が痛みます。でも「叱る」と「怒る」は似て非なるものです。イライラから来る叱り方は「怒り」であって、あなたの感情を露わにしているに過ぎません。そこで今回はイライラしないで上手く叱る方法をご紹介します。

『イライラの原因は何?自分と向き合ってみよう』

そもそも、なぜ子どもの行動にイラっとしてしまうのかを考えてみましょう。子どもが言うことを聞かないのはもう常識と言っていいほどわかりきっていることですよね。自分の欲求に素直に従っていますから、したいことはずっとしたいし、やりたくないことはやりません。

子どもを叱る原因は主に「社会や家庭生活を含め生きていくうえで必要なルールを守れないとき」「してはいけない事や危険な行動をしたとき」「約束を守れなかったとき」この3つが大半かと思います。

どれも欲求を抑えなければ守ることができません。こちらが叱っても自分勝手なことをされてイライラするというのは、実はあなた自身にその原因があるかもしれません。悩みを抱えていたり、体調が悪かったり、場合によっては頑張り過ぎていて原因に気づかないことだってありえます。

『疲れているかも?思い切ってリフレッシュしよう』

イライラしてるなと気づいたら、何が自分をそうさせているのか振り返ってみましょう。特に思い当たることが無くても、育児中は常に気持ちが張りつめていますから、疲れてしまっているかもしれません。

昼は仕事や家事、夜は子供の世話、休日も家族や子供の世話…ずっと誰かの為に頑張っているママ、問題を抱えて疲れ切ってしまったママ、ちょっと休憩してみませんか?少しの時間でもいいので、家族や託児所にお子さんを預けて一人でショッピングや映画などを楽しんだり、お友達と会ってお話すると気持ちの切り替えが出来て効果的です。

子どもを放って置いて遊びになんて行けない!なんて思わなくても大丈夫です。怖い顔で怒っているママより、きちんと叱ってくれるけどニコニコしてるるママのほうが子どもだって嬉しいんです。悩みを抱え込んだり、家族のために頑張り過ぎてしまう人ほど真面目で頑張り屋ですから、思い通りにいかないとついイライラしてしまうもの。子どものためにも、ぜひリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

叱ることはとても大事です。将来社会に出て生きていくためにやってはいけないこと、やらなければいけないことをしっかり教えるのが愛情です。でも、それが伝わらなければ叱っても意味がありません。感情を爆発させるだけの「怒り」では、逆に反感を持ってしまい信頼関係に響く可能性もありますから避けるべきです。

イライラしない叱り方とは、ママ自身がポジティブな感情で満たされた状態で、子どもの将来を見据えしてはいけないこと等を冷静に伝えること。感情のコントロールは中々難しいですが、ぜひ実践してみてくださいね!